忙しい日々の中で、誰かに話を聞いてもらいたい、そばにいてほしいと思うことはありませんか?
仕事や日常のストレスに追われて、心身が限界に達してしまったとき、私は女性用風俗という選択肢にたどり着きました。
誰かに話を聞いてもらいたい、ただそばにいてもらいたい――そんな理由で利用することもあるんです。

今回は、心の癒しを求めてセラピストと過ごした体験をお伝えします。
今回体験した内容・感想
女性用風俗って、「性感マッサージ」ありきだと思っていませんか?
私もそう思っていました。
しかし、実際に女性用風俗を利用する理由はさまざまです。
癒されたい、テーマパークに1人で行くのが虚しいからついてきてほしい、元彼が忘れられない、はたまた引越しの手伝いをしてほしいなど、さまざまな境遇に置かれた女性が利用しています。
今回は、私が性欲解消以外の理由でセラピストと過ごした時のことをお話しします。
利用しようと思ったきっかけは、仕事でした。
その頃、仕事が多忙で、女性用風俗を1年以上利用していない状態でした。
度重なるサービス残業、休みにくる連絡に、全く心身が休まらない状態が続いていたのです。
当然異性とお付き合いする気力も湧かず、目の前にある仕事を片付けるので精一杯な日々が続いていました。
そして、心身ともに限界がきた時、



私、何やってるんだろう…
と虚しい気持ちになり、その後、体調を崩しました。
しばらくお休みをいただくことになり、久しぶりに1人でぼーっと過ごすことができました。



このままでいたいけど、働かなくちゃいけないしな…でもこのまま仕事ばかりの人生だったら、ずっと独身だなあ…
そう思うと、虚しさで涙が出てきました。
そして、私の指はスマホで女性用風俗を調べていたのです。
癒してもらえそうなセラピストさんが良いなと思い、中世的な雰囲気があるセラピストさんに予約の打診をしました。
千秋さん(仮名)はジャニーズ系イケメンで、華奢な体。
パネルの笑顔はまるで女性のようです。



こういう人なら異性をあまり感じず、気楽に過ごせるかな
と思って予約したことを覚えています。
ホテルで待ち合わせをし、私が先に入室した後に千秋さんが入室してきました。



こんばんは、千秋です。よろしくお願いいたします。
そう言って入室してきた千秋さん。
私は空元気で笑顔を作り、



よろしくお願いします
と答えました。
お互い入浴後、カウンセリングに移ります。



何がきっかけで僕を指名してくれたんですか?
そう聞かれて返答に困ってしまいました。
仕事が、自分の将来が不安で、打診したなんて言って良いのだろうか。



あ、言いにくかったら言わなくて良いよ?
千秋さんは優しく微笑み、私の返答を急かすことなく待ってくれました。



あ、あの、ちょっと重くなってしまうかのしれないんですけど



うん



ここずっと、仕事が忙しくて、体調を、崩してしまって



うん
千秋さんは優しく、私の手を握ってくれました。



それで、休みに入ることになって



うん
それから、自分の将来が不安になってしまったこと、異性と付き合いたいけど、時間すら取れないこと、辛さや寂しさから、千秋さんを予約したことなどを、言葉が途切れ途切れになりながら、打ち明けました。
気づいたら涙が溢れていました。



話してくれてありがとう



ごめんなさい



ううん



幻滅しました?



いや、とても、きれいだと思った



え?



おいで?
千秋さんにそう言われた次の瞬間、私の体は千秋さんの胸の中にありました。



きっと、ずっと1人で頑張ってきたんだよね、辛いよね。この時間は何も考えなくて良いから
千秋さんはそう言って、私の背中を撫で始めます。
その言葉に涙が止まらなくなり、声を殺して泣き続けました。



何もかも、受け止めてあげたい。大丈夫。絶対元気になるから。この時間は2人だけの物だよ
そう言われて、自分の中でプツンと何かが切れて、大泣きしてしまいました。
千秋さんは何も言わず、責めず、受け入れてくれました。
温かい海にいるようで、初めて自分自身を解放できたような気がしています。
最後におでこに優しくキスをしてくれて、かけがえのないひとときになりました。
性感もなく、色っぽいことは何もないですが、「自分を解放できる」という点でも女性用風俗を利用する価値があると思っています。
誰にも言えないしんどさや悩みがある人も、ぜひセラピストに癒してもらってみてはいかがでしょうか?